介護ではたらくみんなを応援! コウベ de カイゴ

信頼でつなぐ、
運動と介護の架け橋。
笑顔と努力を重ねながら、
チームの真ん中で成長し続ける。
生活相談員・運動指導員 武石 ふうかさん(20代)

1. 高校時代のボランティア実習が
介護の原点に

私が介護の道に進もうと思ったのは、高校2年生のときでした。当時のコースでデイサービス実習に参加したことがきっかけです。もともとはスポーツジムでの体験を希望していましたが、希望が通らず地元のデイサービスへ。初めて見た「介護の現場」は、自分の想像を超えるものでした。

それでも、利用者様と過ごす時間がどこか心地よくて、「怖い」「大変」と感じるよりも、「もっと力になりたい」と思ったんです。その体験が、今につながる最初の一歩でした。

2. 体の仕組みを学び、
運動指導の力を磨く

高校卒業後はスポーツの専門学校へ進学。当初はインストラクターを目指していましたが、次第に「高齢者の運動支援」に興味を持つようになりました。高齢者や障がい者の運動指導、転倒予防、関節や骨の構造などを学び、「体を動かすことで、人生を支える」という視点が身につきました。

そして就職活動の中で出会ったのが、リハビリデイサービスを運営する株式会社セラピット。
“地域に恩返しを”という理念に共感し、入社を決意しました。

3. 信頼は、安心を生む自信から始まる

入社1年目は入浴介助もある中重度の方向けデイサービスに配属されました。
初めての現場で緊張が抜けず、自分の不安や戸惑いがそのまま伝わってしまうこともありました。そんなとき、ある利用者様から「ちょっと怖い」と言われたことがあります。

それは、介助を受ける側の心細さや不安の表れであり、“まだこの人に身を委ねきれない”という正直な気持ちだったのだと思います。その言葉をきっかけに、私は“安心して任せられるプロとしての信頼感”を持ってもらうことが大切だと気づきました。
利用者様にとって大切なのは、笑顔よりもまず「この人なら大丈夫」と思える安心。その信頼を得ることが、介護職としての出発点だと感じています。

4. 笑顔で支える
チームづくりとリーダーシップ

2年目以降は、運動特化型の施設へ異動。入浴のない環境で、1人ひとりの身体状況に合わせたプログラムを提案する日々でした。腰痛・膝痛・歩行訓練など、課題はさまざま。どう伝えれば伝わるかを考え、夜も教材を開いて勉強しました。

3ヶ所目では、イベントや装飾づくりなどを通して、チームの中心で動く機会が増えました。夏祭りやクリスマスイベントを職員と一緒に企画し、利用者様の笑顔が広がる空間づくりに挑戦。「人を頼る」ことの大切さも学び、チーム全体で達成感を分かち合う喜びを実感しました。

5. 相談員としての挑戦と、
これからの目標

4年目の今、私は生活相談員として、配属されました。セラピットの次期相談員育成プログラム「ブルペン研修」を経て、契約や担当者会議、家族対応など、現場とは異なる責任ある仕事にも挑戦しています。

相談員は、ご利用者様・ご家族・ケアマネジャー・スタッフをつなぐ“事業所の顔”。その責任を感じながらも、やりがいを持って働けています。運動指導では、リハビリ用吊り具「レッドコード」を使ったプログラムにも携わり、“体と心の両面から支える介護”を目指しています。
より多くの方に「武石さんがいてよかった」と思ってもらえるように、専門性を高めながら、チームの中心で成長し続けたいです。

PROFILE

武石 ふうかさん(20代)生活相談員・運動指導員
高校時代のデイサービス実習をきっかけに介護を志し、新卒で株式会社セラピットに入社。中重度対応デイサービスから運動特化型デイまで幅広い経験を積み、介護福祉士を取得。現在は生活相談員として契約・会議などを担当しながら、現場の運動指導にも携わる。「体と心の両方を支える介護」をモットーに、笑顔で日々のケアに取り組んでいる。